アニメ2期-補足-

※前回に続き、この記事は大部分が主観によって構成されている事をご留意頂きたい。

 

神志那弘志氏が代表取締役を務めるスタジオ・ライブの公式YouTube番組「らでぃっく⭐︎LIVE」

第97回

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終盤で神志那氏は「3期をやりたくてうずうずしてる」「いつ3期が来てもOKって言える状態にしてる」とコメントしていた(59:00)。

 

第99回

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吸死2期放送終了後のトーク回として放送された中での質疑応答を一部抜粋・要約する。

(スタッフ名は敬称略)

 

・最終話がコタツ回になった理由は?(15:35)
神志那:3期に繋げる為に、あえて。温泉回で綺麗に終わらせたくなかったから。

 

・「グッドマザー」が第4話になったのは何故?(17:20)

神志那:とにかくバランスが難しい。早過ぎたかもという自覚はある。

中野:内容としては後半に入るのが普通。ただし最終話がノス回、中盤にウスの催眠回がある為、ドラ絡みの話が一ヶ所に集中しないよう、バラすなら序盤しかなかったのだと思う。

(22:22)

石井:原作ファンからしたら物足りないかもしれないが、私のように最近はまった人間からすると観やすい、親しみやすい感じにはなったと思う。

神志那:掘り下げたい人は原作を読むはず。これをきっかけに新規で原作を読む人が増えて盛り上がってほしい。

中野:周りの原作未読勢も楽しかったと言ってくれていた。話が前後した事も特に気にならなかったようだ。

 

(24:00)

石井:最終話放送後、先生からお礼のLINEが来た。(主要スタッフ全員に送っていた模様)

神志那:先生は忙しい中、キャラクターや絵コンテのチェックをしてくれていた。

 

・メビヤツ、へんな一家の回が無かった理由は?(50:00)

石井:単純に入れられなかったのでは。

神志那:入れたい回はたくさんあるけど、3期が無い限りは無理。

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本当に3期をやる気があるのなら、尚更どうしてああなったのか理解に苦しむ。

確かに膨大な量の原作を、限られた枠にバランス良く配置するのは至難の業だろう。

しかしそこを上手く収めるのがプロというものだ。

「詳細は原作で」と投げやりにも聞こえる発言は如何なものかと思う。

 

あのタイミングでの「グッドマザー」は、むしろやらない方がずっと良かった。

他にアニメ化するに相応しい話はいくらでもある(ドラマCDにラインナップされた回など/ペンギン回は除く)。

1話(原作19話)で家出、4話(原作144話)で連れ戻し、8話(原作88話)でまた追い出そうとする。流れとしても滅茶苦茶だ。

 

第7話「ちんは国家なり」はドラウスが主体の話だ。

通常あの程度で「ドラルク絡みの話」扱いにはならないように思う。

他に出したいキャラを優遇する為の建前にしか聞こえない。

 

「原作未読者にも受け入れられた」それはそうだろう。

原作を知らなければ、どんな展開になろうと原作との差異には気付きようがない。

意味が分からずストレートに楽しめない部分があったとしても、関係者に対してそれを正直に言えるだろうか?

不出来を正当化する言い訳にはならない。

 

2期で温泉回をやるなら、1期のハロウィン回のように必要なキャラを予め出しておくものと思っていたが、へんな両親は最終話まで出なかった。

1期でも本性がいきなり本編で出てきていた。へんな一家を丁寧に描く気は無いのだろうか。

加えて神志那氏はまた勘違いしているようだが、温泉回は「綺麗な終わり方」にはならない。

「グッドマザー」の後で、互いに行き先も知らせず外泊するのは不自然と思わないのだろうか……

 

メビヤツはアニメで自我が芽生える回をやらなかった割に、やたらとグッズ化されている。

アニメにもっと出しておけば、グッズの売れ行きも今より良かったかもしれない。

 

盆ノ木氏について思う事は「本業を疎かにしないで欲しい」に尽きる。

絵コンテのチェックなど原作者が本来する必要の無い余計な仕事を(こなす能力も無いのに)増やしたり、約1時間の配信に最初から最後まで張り付いて製作陣にコメントで絡む暇があったら、1コマでも(雑なコピペで済ませずに)絵を描いてもらいたい。

一ファンがこんな所でこんな事をヤーヤー言ったところで、全く無意味でしかないのだが。